ものを減らしたら幸運が舞い込んだ
嘘のような本当の話です。
ある本をきっかけに、家のものを減らして行きました。その1年後、夫の転勤で住みたかった土地へ!その土地に住むことで、やりたいことにチャレンジすることができました。
ものを減らす方法
「捨てる。売る。買わない。」
この繰り返しです。私の場合は「より少ない生き方」という本がきっかけだったので、その本を読み、洗脳されている間にものを減らすということを繰り返しました。
一気に減らすのではなく、まずはゴミだけを捨てる(一巡目)、ここ数年使ってないものを手放す(二巡目)といった具合に、悩まずできることから始めます。
五巡目くらいになると、以前なら手放すか悩んだであろうものが、すんなり手放せたりします。
現在我が家は、最低限のものしか所有していません。定期的に見直すことで、少ない量を維持しています。
転勤族ともの減らしは親和性が高い
ものを減らしてからの引っ越しは、びっくりするくらい楽です。ダンボールや梱包材の量も最小限で済むので、エコでもあるかと思います。
あと、「狭い部屋を選べる」。これは大都市での賃貸物件探しで実感するのですが、狭さを許容できれば、利便性の高い場所に住める。ものが多ければ、それが入る広さの物件を選ばなければならないのです。広くなれば当然家賃が嵩みます。物のために毎月プラス⚪︎万円の家賃を払っている感覚…。そこにお金を使うのは、ちょっともったいない気がします。
狭い部屋を選んでも、それなりにすっきり暮らせるのは、ものが少ないお陰と言えます。
選択肢が減ると楽
人間は毎日最大で3万5000回の選択をしているとのこと。(ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究より)
選択する際にはやはりエネルギーを消費します。人間のエネルギーは有限。少しでも消費を減らしたい。
少ないもので暮らしていると、必然的に選択する回数が減るんです。洋服も靴も、食器もタオルも。これしかないから、これを使う。非常にシンプルな思考回路です。
「ものが少ない」=養生?
漢方では、目に見えない気(生命エネルギーのようなもの)の存在を重視しています。その「気」が少ないタイプの人(わたしのようなw)は、エネルギーをできるだけ温存する生活が合っていると思います。
「無駄にエネルギーを消費したくない」
そんな方は、ぜひものを減らしてみてください。日々の養生に結びつくに違いないです。